JJDA講座2012
「アジアの銀装身具にみるジュエリーの価値」報告
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装身具史研究家、日本クラフト学院理事長の露木宏氏による講演会が名古屋の国際デザインセンターを会場に開催されました。少し前にLIXILギャラリーで公開されていた露木氏によるアジアの銀の装身具コレクションの多さと迫力に感じ入っていたので、その研究の講演とあって学生40名はじめ一般、会員も多数受講しました。19世紀から20世紀のコレクションや各民族が着けた数々の映像ととともにその形の特徴や、何故、銀の装身具で身を飾ったのか、美的価値、信仰の表現、護符としてなのか等々、氏の研究と考察が披露されました。
ジュエリーの歴史研究についてまとまって学べるこのような機会がこれまでなく、実物と映像による解りやすい講義に、皆熱心に聴講しました。
日 時: | 平成24年7月1日(日)14:00~16:00 |
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場 所: | 国際デザインセンター6階 セミナールーム3 |
講 師: | 露木 宏氏 (装身具史研究家、日本宝飾クラフト学院 理事長) |
受講料: | 一般 3,000円 学生 1,500円 JJDA会員 2,000円 |
参加者: | 65名 |
主 催: | (公社)日本ジュエリーデザイナー協会 |