Seminar
JJDA講座2012
「ケルト美術とデザイン ─文様の神秘─」報告



5月13日、多摩美術大学教授で芸術人類学研究所長である、鶴岡真弓氏を講師に迎え、東京国際フォーラムにてセミナーが開催されました。
ケルト文様の話を軸に、デザインの起源→ジュエリーの起源→ケルト美術の発祥の地→ケルト美術の特徴→ケルト美術の文様など、どれも興味深いお話をしていただきました。
ケルト美術の神髄として昼と夜、闇と光、男と女、具象と抽象を結ぶなど、相反するものを紐と考えて結ぶと、結び目に第三のもの(命)ができると考えられており、今、ケルト人の自然信仰と同じアニミズム(自然の中のすべてに神々を見いだす)が注目されておりますが、人間は光そのものを扱えないので、光に近い鉱物や宝石を扱う事で光を作ろうと考えました。
光を装うこと(=イルミネーション)は心に光を灯す事であり、人間はゆらめく生命の光としてジュエリーを身につけるのであるとのこと。
そしてジュエリーに関わる人(光を扱う人=シャーマン:天変地異を収める人)は、天と地の結び目の役割をしており、これからの世のメッセンジャーである。との力強いメッセージをいただきました。

日 時: 平成24年5月13日(日)14:00〜16:00
場 所: 東京国際フォーラム G407会議室
講 師: 鶴岡真弓氏 (多摩美術大学芸術学科教授、芸術人類学研究所所長)
受講料: 一般 3,000円 学生 1,500円 JJDA会員 2,500円
参加者: 46名
主 催: (公社)日本ジュエリーデザイナー協会